RubyKaigi 2024
前泊した日。詳しくは日記はに書いたような気がするけど、とにかく仕事がミチミチで大変だった。
Day1
ぺんさんのキーノートが「基調講演」で大変よかった。自分のトークについて話をしつつも、会期中のセッションにも触れられていてグッときた。CKaigiと言われることもあるけどRubyの表現力の高さについて触れているキーノートはCKaigiとは違う「なんだこれ!?」がある。接種できる栄養素が違うのだ。
お昼ぐらいに急激に具合が悪くなって一度ホテルに帰って仮眠を取ったり、osyoyuにポークたまごおにぎりのお使いを頼まれてファミマに寄ってから午後のセッションに参加した。 RubyKaigiの楽しみ方のひとつに初日のスポンサーブースと最終日のスポンサーブースの雰囲気の違いを楽しむというのがあって、初日はややぎこちない感じがするんだけど3日目ともなるとすごい勢いでブースを盛り上げようとぐいぐい来る人がたくさんいて楽しいというのがある。初日にスタンプラリーをやらないのもそういう観点がありそう(実際には混雑緩和の為だとは思うけど)
基調講演以外で自分の中で気になったトークとしてはosyoyuのプロファイラの話とima1zumiさんの話が持ち帰ってプロファイラの研究してみたり、コードを読んでみようという気持ちになった Day2
https://gyazo.com/3383d314bd43108c62af19c4f00abaaf
(RubyKaigi 2014はチェックインするの忘れてるぽいな...)
今回はうっかりDay1につくるのを忘れてしまっていて、15日の真夜中にVenueを作成していた。チェックインするときもハッシュタグをするのを忘れてしまってやや悔しさがある。沖縄という地で浮かれすぎていた。
トークの方は
Leveraging Falcon and Rails for Real-Time Interactivity
Community-driven RBS repository
Unlock The Universal Parsers: A New PicoRuby Compiler
RuboCop: LSP and Prism
Good first issues of TypeProf
Squeezing Unicode Names into Ruby Regular Expressions
という感じで参加した。
2日目、ちょっと体力が朽ちて途中ホテルに戻って仮眠したりしつつもほぼほぼ穴を空けず参加した。hasumikinさんのパーサーの話は金子さんとはまた違った味がしてよかった。mameさんのTypeProfは持ち帰って試してみたいところ。
LTはいつもの感じがしてよかったな。hogelog さんが初手でかなり勢い付いたと思う。紹介を3分で済ませて残り2分をFutureWorkの話をするのは最高。そして、一番驚いたのは Gui Heurich さんがLTの最後で登壇したこと。確か、2022か2023に現地に来ていた方で人類学的な観点でRubyコミュニティを研究されているというのを飲み会で聞いたのを覚えている。当時は「なんだかすごい面白いことをやってる人がいるなぁ」と思っていたらLTの最後に登壇してきてめちゃくちゃ驚いた。Coderspeakという本も出来たとのことで読んでみようと思う。 お昼はアンチボッチランチことシャッフルランチがあってそれのeach_slice係をしてた。
この企画の経緯はコロナ禍にて2度のTakeout(オンライン開催)を経て今まで継続していた各社・コミュニティ・世代のつながりが途絶えてしまったのもあって、2022の三重のタイミングで始めたもの。参加者はRUbyKaigiに初めて参加した人から 2、3回目の参加者を対象にしてよしなにグループ分けして三重の街に放った。ちなみに三重の時はランチじゃなくてディナーだった。当時はjune29さん harukasanさん kakutaniさん achamixxさん あたりが三重で飲んでるときにやってみようという話が出たはず 2022のころは「弊社、大所帯で7人ぐらいいきます」とか言ってたけど今回普通に1社あたり10人以上が集まったりしていて大規模になってきた。
Day2の夜はドリンクアップがたくさんあった。有給だったけど一応所属している社のシャツを着て社のドリンクアップに参加した。RubyKaigi初参加や2回目みたいな人たちに囲まれて10年目の人がRubyKaigiについて話すと止まらないので適度にブレーキを踏みつつ、シャッフルランチ(アンチボッチランチ)の紹介をしつつ、Ruby自体にどういうことに興味があるのかとか、良かったトークについて話を聞くなどをした。
夜、ドリンクアップ終わり+αで飲み歩いてその帰りにファミマに寄ってぜんざいを食べてたらわらわらとRubyistたちが通りがかってきていて面白かった
Day3
体力的には結構へろへろだったけど朝頑張って起きて、Ruby Committers and the Worldに向かった。やっぱRubyコミッターたちがやいのやいの言ってる姿にうれしくなってしまう。終わったあと休憩がてらスポンサーブースをうろうろしていたらたくさんの人に声をかけられていろいろお話している間に時間が過ぎていてk0kubunさんのYJITの話に乗り遅れたりもした。Ruby Committers and the Worldでasync/awaitの話がでていて、それに対してakrさんが利用者視点でコメントしていたのがよかったな。 お昼休憩は例によってeach_slice係をやっていた。そろそろ自動化したいという気持ちもある。
4〜5人ぐらいのグループをつくりたい
同じ会社の人は分離したい
人数比的に1グループに2名ぐらいは許容してもいいかも
2日目と同じ人でグループをつくらない
受付機能を作って、集合場所に来た人から作れそうなグループを作ってみる?
受付機能で名前と所属(なるべく正規化したい)を書いて良しなにグループをわける
集合場所に来た人からチェックインをして、よしなにサーバー側でグループを作って順次通知をして送り出す
あと、運用がこなれてきたのでそろそろ海外勢を巻き込みたい
同じ会社Tシャツを着たグループがランチに向かう(帰ってきている)のを見かけたので今度は思い切って声をかけたいなぁと思った。
tenderloveさんの発表は赤黒木を元にインスタンス変数の改善の話
MatzさんのClosing Keynoteもよかったなぁ。tagomorisさんの発表は聞けなかったけど、Namespaceがかなり面白そうなのでこれは録画を見て学びを得たい。
AfterParty
その他雑感
今回の参加はいろいろ事情があって妻の体調次第では会期中にシュッと帰るかもしれなかったので予定変更可能なチケットを手配していたり、子を岡山の実家に預けるなどの対応をしていた。松山こそは家族でいきたいな。
カンファレンスの実況、一昔前だとtsudaるみたいなのがあってTwitterで盛り上がっていたことはあるけど、情報量が欠落してしまっていてセンシティブな内容について噛みつかれることがあってかなしかった。実況してた人も深追いできないし二重に悲しかった。今回はRubyKaigi用のDiscordサーバーがあったりしたのでそっちで実況すればよいのかなぁ。脱Twitterしていきたい。 Storesさんのmameさん作のRubyクイズ、最終日に全部解けてわいわーいとスポンサーブースに言ったらドイツから来た人に「解けたの!?」って英語で聞かれて流れでいくつかのクイズの解説をしたりした。?の文字列リテラルの説明は結構すすっと出来たんだけど、Rubyの式の評価順序については難しくてirbを起動してあれこれ説明していた